税理士ブログ

大阪の税理士法人トリプルグッド税理士法人の税理士ブログ。節税についての情報を発信しています。

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2012年2月1日 【節税】会社の決算日を変更しよう!

今回は、決算日を変更するという節税対策です。

法人は1事業年度ごとに決算申告を行いますが、
通常の事業年度は1年です。

法人の決算日は法人を設立する際に任意で決めることができますが、
この決算日は法人の任意で変更することができるのです。

■この決算日の変更をどう節税に結びつけるのでしょうか?

例えば、不動産売却益のように臨時で大きな利益がある場合、
これが事業年度の初めであれば、
そのあとにいろいろな節税対策を実施することができます。

しかし、決算日間近で発生してしまいますと、
なんの対策もできずに、その期の納税は非常に多額になってしまします。

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2012年1月25日 【節税】売掛金の貸倒れ処理で節税しましょう

■今回は、売掛金の貸倒れについてです。
さて、得意先からの売上入金がなくて困っていませんか?

□特に今年に入って、いきなり入金が滞り始めました。
ここに来て、より景気が悪くなっている感じがします。

この不況のなか、いくら督促してもなかなか入金してもらえず、
債権の回収を断念しかけているのですが、
得意先が倒産してしまったという状態でもないんですよ。

■確かに民事再生法などの法律の適用があれば、貸倒処理しやすいですが、
こういうケースは困りましたね。

法律の適用があるケースは、以前のメルマガ第12号にあったパターンを使うと、
切捨て額が貸倒処理出来る節税でした。

□今回のようなケースはなんとかならないんでしょうか?

■次の要件に該当すれば貸倒処理することが出来ます。

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2012年1月18日 【節税】役員の社宅家賃で節税しよう

今回は社宅を利用した節税についてご案内します。

社長など会社役員の住宅家賃が会社の経費になればいいなぁなんて
考えたことはありませんか?

住宅の賃貸借契約が個人名義である場合は、役員の個人的な支出、
すなわち家事的な支出として当然に会社の経費に算入することはできません。

ところが、会社名義で賃借した住宅を会社が役員に転貸するとどうでしょう。

そうです。会社が支払う家賃は、会社が役員に社宅を提供するという
法人の事業活動の側面が生まれ、会社の経費に算入することができるのです。

ただし、ここで注意が必要です。

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2012年1月11日 【節税】消耗品等を経費算入しよう

今回は、未使用の消耗品等を損金算入する節税について、
お話しをさせていただきます。

■未使用の消耗品等を損金算入する節税とは?

未使用の事務用品、包装材料、見本品などの資産は、
税法上、棚卸資産となり、原則として貯蔵品に資産計上し、
使用した事業年度に損金の額に算入すべきものです。

しかし、一定の条件のもとに取得したときに、
その購入代金のすべてを経費に落とすことができます。

■消耗品等とはどのようなもののことですか?

具体的には次のようなものです。

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2012年1月4日 【節税】レクリエーションを節税に生かそう!

今回は、レクリエーション費用の会社負担についてのお話しです。

レクリエーションと言えば、みなさんはどういうものを想像されますか?

社員旅行のように、従業員に対する福利厚生の一環として、
会社は季節ごとに、新年会、忘年会、ボーリング大会、バーベキュー等、
様々な催し物を実施することがありますよね。
こういった催し物がレクリエーションです。

レクリエーションは、
役員や従業員の親睦を深めることや労働意欲の向上を目的として行われ、
その費用を会社で負担するというのがよくあるケースですよね。

レクリエーション費用の税務上の取扱いですが、原則的には役員や従業員が
費用負担することなく恩恵を受けた(これを“経済的利益”といいます。)
ということで、給与として課税されてしまいます。
しかし、レクリエーションは会社の福利厚生の一環として行われていますので、
給与として課税をしなくても良いという考え方もあります。

では、給与として課税されないためにはどの様な点に注意して、
レクリエーションを実施すれば良いでしょうか?

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2011年12月28日 【節税】年払いの家賃を全額経費計上しよう!

今回は家賃の年払いを利用した節税について、お話しをさせていただきます。

■家賃の支払いで節税とは?

家賃は毎月月末に支払うというのが、大半の賃貸契約の条件だと思いますが、
賃貸契約を変更して、決算月などに家賃1年分を年払いで前払いする
という方法が考えられます。

この場合、原則的には、決算月までの期間に対応する家賃については、
その期間の経費となり、翌事業年度にかかる期間に対応する家賃については、
前払費用となります。

■前払費用となってしまい、当期分に対応する分しか経費になりませんよね?

原則はその通りですが、法人税法では、特例として「短期前払費用」に該当すれば、
支払時に全額を経費計上できるというルールがあります。

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2011年12月21日 【節税】法人成時の車両の引継ノウハウ

今回は、個人事業をされてきた方が、
法人を設立(法人成り)し、資産を引き継いだときのお話しです。

■たとえば、乗用車、業務用の車両(たとえば、トラック等)を
個人事業から法人へ引継ぐ場合、どのような点に注意すべきでしょうか?

個人事業で使用していた資産を引き続き法人が使用する場合は、
法人に名義を変更する必要があります。

法人に名義を変更して引き継ぐことにより、
引き継いだ資産を減価償却し経費とすることができるだけでなく、
ガソリン代、自動車税、車検代(修理代を含む)自動車保険料、
駐車場代などの諸費用が、法人の経費として計上できます。

■引き継ぐ価格はどのように決めればよいですか?

法人が個人事業から車両を引き継ぐ際には、
その車両の引継ぎ価格を決めなければなりません。
この引継ぎ価格ですが、税務上の問題を生じさせないためには、

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2011年12月14日 【節税】社員旅行を企画しましょう

今回は社員旅行についてです。

社員旅行の費用は原則として会社の経費に入れることができますが、
実は、色々な条件があります。

□どんな条件があるの?

■条件については、およそ下記のようになります。

(1)滞在数が4泊5日以内
(2)社員の参加割合が50%以上であること

□社員旅行の期間が5泊6日を超えたらどうなるの?

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2011年12月7日 【節税】中古資産購入というのは?

◇みなさん!決算期も近づいてきて、
利益がたくさん残っていたら、節税をするために、まずは何を考えますか?

会社に必要な投資をしようと思うのではないでしょうか?

その中には、何か金額の大きな資産を購入すれば節税になるのでは、
と考えることもありますよね。

でも、ちょっと待ってください。

その資産の購入に関して、よく注意する必要がありますよ!

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2011年11月30日 【節税】福利厚生を生かして、交際費課税を避けよう!

◇今回は、いかに交際費課税を防ぐかの節税テクニックです。

会社が支出した経費が、交際費に該当してしまうと、
資本金にもよりますが、経費にならなかったり、
年間400万円の枠はありますが、支出額の1割が、
経費として落とせなかったりとデメリットが出てきてしまいます。

また、税務調査でも、交際費は必ずといっていいほど、チェックされます。
交際費になりそうな費目をしらみつぶしに見ていきます。

ただし、交際費になるか、隣接する経費になるかは紙一重です。
正確な知識をもって、その境目を見抜いて節税しましょう。

◆交際費になるものって?

◇交際費の定義は、以下のとおりです。

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