2011年7月20日 | 税理士ブログ

【節税】売上の計上時期って選べるんです

これからバリバリ、一緒に節税を考えましょうね~

まず、第1回目は売上の計上時期です。

税務において、売上を帳簿に計上するタイミングって、
いつかわかりますか?


◆ 実際に入金があったとき?

違いますよ...

それじゃ、年度末回収予定の代金を
翌年始めまで、振込みを遅らせてもらえば、
翌年の売上にできるんですか?
実際に売れてるのに?

無理ですってば。

◆ 請求書を発行したとき?

違います...

それじゃ、請求書発行しなければ、
実際に商品が納入されてても、ずっと売上計上しなくて済むんですか?

ダメですってば(笑)。

◆ 商品を販売したときの売上については、

原則として、その商品の引渡しがあった日の年度に、
計上することとなっています。

その「引渡しのあった日」ですが、実はいくつか考えられるんです。

1.出荷した日

2.相手先が検収した日

3.相手先が使用できることとなった日

4.検針等により販売数量を確認した日など

◆ 最も遅くなる日が、会社にとって有利ですね。

各会社の販売形態によって、どれが選択できるかが変わってきます。
どの日が採用できるか、是非検討してみて下さい。

売上に計上する日をできる限り遅らせることで、
売上を翌期以降に繰り延べることができれば、節税が可能です!

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